2016年8月10日水曜日

open doors to Osaka 2016

昨年末頃から家の用事でバタバタしてしまい、実は2016年はあんまり上手にお仕事できずにいたのですが
ありがたいことに色んな方々に支えられてあっという間に上半期が終わり、気がつけば7月。
試作を重ねて落ち込んだり、ツール・ド・フランスを観て元気づけられたり
個展の前は時間の流れがガラっと変わっていくのを常に楽しんでいました。
飛行機旅がしたいなぁ、と梅雨明けを期待して昼間の便を予約したのは6月下旬。
前回は成田からLCCを利用しましたが、電車の時間を考えて羽田発で早割チケットをポチり。
搬入日は朝もギリギリまで制作していましたが、歳相応にほんのり身なりを整え‥
関西空港へ飛んでいきました。
もう少し余裕があれば羽田空港でのんびりを満喫したかった。

東京では梅雨明けが出されたばかり、富士山もチラリ見えました。
入道雲がキレイで機内アナウンスも明るい晴天のフライト。
空弁を食べたり、コーヒーを頼んだら隣と同じく中国人と思われたり
ようやく気持ちが落ち着いてきて
ウトウト‥
和歌山あたりでしょうか
きれいに並んだ田んぼを眺めているとふと甲羅に見えてきてカメのことばかりが頭のなかを駆け巡ります…
カメ作品が一番試作を繰り返して悩んでおりました。だいすきな生きものが完成しない‥
何度もほどいて、また縫って、日程もギリギリに迫ったある時 ウミガメ(試作)が
リクガメへと変身したのです。




関空でトランクを受け取った後、やっぱり移動時間と乗り物が好きなわたしは
天下茶屋まで南海電鉄のラピート号に乗ってみました。
駅に到着するたびに聞こえる「降車ドアは奇数号車は前側、偶数号車は後側です。」
・・・聞けば聞くほどわからなくなるアナウンスに何度も前後を確認したり、新鮮な外の景色を眺めたり
近くの席にいたテカっとした黒スーツのおっちゃんから漂うオーラ(なぜか微笑んでいた)にドキドキ‥
そうこうしているうちに
 あっ、今年も大阪にきたんだ!と、心が踊ったのを覚えています。


(了)

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